以前の弓道系コスプレのツボ/弓具編から長らくお待たせしました。
所作編冒頭で弓具取り扱いの注意を述べようかと思ったのですが、思いの外長くなったので別エントリに分けることにしました。
弓具編でも書きましたが、あくまでもコスプレをする人たち向けの注意です。
以前のエントリでも繰り返し述べていることですが、弓矢は武器です。
人や獣を殺すことを旨として生み出された道具であるということは決して忘れずに、然るべき扱いをしてください。
また、弦を張った弓、そして引き絞った弓にはとても強い張力が掛かっています。弦を張る時に手を滑らせたり、弦を切ってしまったり、弓が折れたりすると、すさまじい勢いで弓が暴れます。そこにも注意してください。
実際の弓矢を扱う際の具体的な注意点を如何に書いておきます。
・絶対に矢を弦に番えない
意図せずして矢が放たれてしまう恐れがあります。
・絶対に弓を引かない
どうしても弓を引きたいなら、必ずきちんとした道場や講習会で習ってください。正しい弓の引き方を知らないと弓にも身体にもよくありません。弓の故障や怪我、そして事故を招きます。
また周りに人がいるところ(イベントとか)では絶対に弓を引かないでください。うっかり手を離して弦が人にあたってしまったり(当たったところが真っ赤に腫れ上がるレベルで痛いです。アザもできます。)、周りの人がぶつかった拍子に弓から手を離してしまって弓が顔面に飛んできたり(顔面骨折不可避)、何が起こるかわかりませんから。スタジオのような、周りに人が一切いない場ならまだマシでしょうが、それにしても矢は番えないでください。
・弓を引き絞った状態から弦を離してはいけない
矢を飛ばすために使われるはずだったエネルギーがすべて弓に伝わるため、弓が壊れてしまいます。
・弓への弦の張り方は必ず経験者に直接習う
理由は弓具編で述べた通りです。不慣れな人が弓を張ろうとすると不慮の事故が起こる恐れがあります。
・弓に弦を張る時は周りに注意する
手を滑らせても人にぶつけないように近くに人がいるところではやらないでください。
・弓を寝かせておかない、跨がない
踏んづけて折ってしまうおそれがあります。もし弦が張られた状態で弓が折れると、折れた部分が吹き飛ぶかもしれません。
・弓を持ったまま走らない
転んだり、どこかにぶつけたり、誰かを突いたりしてしまうかもしれません。
慌てずに済むように弓を持って出かけるときは時間に余裕を持ちましょう。
・弓具を湿気に晒さない
弓具はどれも水に大変弱いです。
水濡れはもちろんのこと、湿気があるところに置きっぱなしにしたりしないようにしてください。
弓懸は洗濯不要です。というかしちゃだめです。下掛だけ洗濯してください。
・矢を人に向けない
そうそう刺さるものでもありませんが、目に刺さるとなったら話は別。向けられて気分の良いものでもありませんし。
・輸送時には弓の両端に常に気を配る
なにしろとても長いので、気をつけていないと人や車や物にぶつけてしまうことがあります。
特に列車からの乗り降りの時や階段、エスカレーターでは細心の注意を払って下さい。
なかでもエスカレーターに乗っているときに弓を天井に引っ掛けてしまうと、天井とエスカレーターに挟まれた弓が折れたり、天井に穴を開けたりしてしまいます。
こんなところでしょうか。
所作編冒頭で弓具取り扱いの注意を述べようかと思ったのですが、思いの外長くなったので別エントリに分けることにしました。
弓具編でも書きましたが、あくまでもコスプレをする人たち向けの注意です。
- 弓具取扱い上の注意
以前のエントリでも繰り返し述べていることですが、弓矢は武器です。
人や獣を殺すことを旨として生み出された道具であるということは決して忘れずに、然るべき扱いをしてください。
また、弦を張った弓、そして引き絞った弓にはとても強い張力が掛かっています。弦を張る時に手を滑らせたり、弦を切ってしまったり、弓が折れたりすると、すさまじい勢いで弓が暴れます。そこにも注意してください。
実際の弓矢を扱う際の具体的な注意点を如何に書いておきます。
・絶対に矢を弦に番えない
意図せずして矢が放たれてしまう恐れがあります。
・絶対に弓を引かない
どうしても弓を引きたいなら、必ずきちんとした道場や講習会で習ってください。正しい弓の引き方を知らないと弓にも身体にもよくありません。弓の故障や怪我、そして事故を招きます。
また周りに人がいるところ(イベントとか)では絶対に弓を引かないでください。うっかり手を離して弦が人にあたってしまったり(当たったところが真っ赤に腫れ上がるレベルで痛いです。アザもできます。)、周りの人がぶつかった拍子に弓から手を離してしまって弓が顔面に飛んできたり(顔面骨折不可避)、何が起こるかわかりませんから。スタジオのような、周りに人が一切いない場ならまだマシでしょうが、それにしても矢は番えないでください。
・弓を引き絞った状態から弦を離してはいけない
矢を飛ばすために使われるはずだったエネルギーがすべて弓に伝わるため、弓が壊れてしまいます。
・弓への弦の張り方は必ず経験者に直接習う
理由は弓具編で述べた通りです。不慣れな人が弓を張ろうとすると不慮の事故が起こる恐れがあります。
・弓に弦を張る時は周りに注意する
手を滑らせても人にぶつけないように近くに人がいるところではやらないでください。
・弓を寝かせておかない、跨がない
踏んづけて折ってしまうおそれがあります。もし弦が張られた状態で弓が折れると、折れた部分が吹き飛ぶかもしれません。
・弓を持ったまま走らない
転んだり、どこかにぶつけたり、誰かを突いたりしてしまうかもしれません。
慌てずに済むように弓を持って出かけるときは時間に余裕を持ちましょう。
・弓具を湿気に晒さない
弓具はどれも水に大変弱いです。
水濡れはもちろんのこと、湿気があるところに置きっぱなしにしたりしないようにしてください。
弓懸は洗濯不要です。というかしちゃだめです。下掛だけ洗濯してください。
・矢を人に向けない
そうそう刺さるものでもありませんが、目に刺さるとなったら話は別。向けられて気分の良いものでもありませんし。
・輸送時には弓の両端に常に気を配る
なにしろとても長いので、気をつけていないと人や車や物にぶつけてしまうことがあります。
特に列車からの乗り降りの時や階段、エスカレーターでは細心の注意を払って下さい。
なかでもエスカレーターに乗っているときに弓を天井に引っ掛けてしまうと、天井とエスカレーターに挟まれた弓が折れたり、天井に穴を開けたりしてしまいます。
こんなところでしょうか。